ろーぜのブログ

大学院生によるつぶやき

「面白いの作り方」

皆さん、お久しぶりです。ろーぜです。以前、「面白いとは何か」という本を読みましたが、今回はそんな面白さを生み出す方法を学ぶべく「面白いの作り方」を読みました。最近、ゲームなど作ることが多いのですが、そういった中でいかに面白い企画を作るかということが僕の中で課題であったので今回この本を読んで勉強になりました。

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「面白い」のつくりかた

仮説づくり

目標

斬新な面白いアイデアを出す方法を学び身に着ける。

目標までの道筋

面白いとは何かを学び、どのようにアイデアを生み出すべきか学ぶ。

スタート地点

面白いとは何かについて考えたが、どのように生み出すかはわからない。

整理読み

第1章

面白いとは差異と共感がそろって初めて生まれるものである。

第2章

イデアとは既存の物の組み合わせであり、制約と必然性から生まれる。

第3章

イデアを創造するために学びが必要であり、自ら考えることだ。

第4章

演出とは場や時間を管理し効果的な結果をもたらす状況にすること。

第5章

わかりそうでわからない状態が1番魅力的であり、もやもやがいい。

第6章

3幕構成が大切であり、たいていの問題提起は人間とは何かに帰着する。

第7章

いかに効率よく情報を伝えるかが重要であり受け取る情報量が大切。

第8章

動機が一番大切であり、前のめりするマネジメントが大切である。

第9章

制作者の妄執こそが面白い作品を作るために重要である。

本全体のまとめ

面白いとは受け取り手の脳内との差異と共感によって生み出される。時代の移り変わりに従い、全くの新しいものを生み出すというよりは既存の物同士をうまく掛け合わせることで面白さが生まれる。制約と必然性から掛け合わせが生まれる。また情報量が多ければ多いほどいいわけではない。制作者のモチベが一番大切であり、妄執するべきである。

最後に

 私は最近とあるITインターンシップを受けていたのですが、そこでも同じように面白さ、アイデアの生み出し方を学びました。せっかくこのように学ぶことができたので、面白いものが生み出せるように実践していきたいです。またそれにあたり、ゲーム制作のブログも増えていこうと思います。

 

最高の雑談術

今回は皆さん大好き(?)外山滋比古氏の「最高の雑談術~乱談のセレンディピティ~」を読んだので、その内容をアウトプットしていきたいと思います。

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最高の雑談術-乱読のセレンディピティ-

仮説づくり

目標

最高の雑談術を身に着けて、コミュニケーション能力を高める。

目標までの道筋

セレンディピティを起こすための雑談術を知り、どうコミュニケーションをするかを学ぶ。

スタート地点

聞く力が足りない。聞き上手になりたい。

整理読み

目の思考・耳の思考

日本は古来より目で考える人種であり、耳で考えることに劣る

乱談

新しいことに好奇心旺盛の者たちと雑談している時に生まれる

セレンディピティ

文系学問において、乱談こそがセレンディピティを引き起こす手法

乱読のセレンディピティ

乱読によってセレンディピティがおきる可能性は否定できない

談笑の妙

読書は受動的であるが対話では楽しさが生まれ発見が生まれやすい

三人会

読書は受動的であるが、対話では楽しさが生まれ発見が生まれやすい

月光会

多様性を持たせた会話の場が大切であり月光会もその一つである。

文殊の知恵

乱談は3人以上ですることにより立体的コミュニケーションができる

脱線

話に脱線は必要であり脱線による笑いが話を面白くする。

呉越同舟

不思議な連帯感を持ち、雑談をすると新たな発見が生まれる

ブレインストーミング

その道の専門家同士でブレストしても新たな発見は起こりにくい

専門を超える

同種ではなく異種の専門家で乱談をすることが大切である、

触発

3人以上集まることで化学反応が起き思いがけない発見が生まれる

競争

会話が生まれたからと言って乱談をやめるのではなく続けるべきだ

乱調

正統派よりもある程度乱れていた方が面白さを持っている。

自家争鳴

自分の脳内で仮想的に乱読しても新発見する可能性がある

日本語・立つか寝るか

筆者は乱読によって普段意識しないことを意識しか投げることができた

不乱

会話の場がある程度乱れているとセレンディピティが生まれやすい

談吟行

心を自由にして語り合うことに価値があり吟行が新しい文化である

"よく学びよく遊べ"

学ぶだけではなく、遊ぶなど交流をせねば新発見はない

第4人称

一人称から三人称を超えた四人称という視点が新発見する為に重要

第5人称

第5人称は4人称に時間というベクトルが加わった物である。

本全体のまとめ

乱読もセレンディピティを起こす可能性があるが、可能性が高いとは言えずむしろ何も得られない時間を生み出してしまうこともある。その点、乱談の方が優れている。乱談といっても同種の専門家たちが話すのではなく、ある程度異なる分野の専門家が対話することで、新たな発見が生まれる。楽しい会話大切。

最後に

今回この本を読む前に乱読のセレンディピティを読みましたが、その続編ということでやはりこの本のキーワードもセレンディピティでした。乱読よりも乱談の方がセレンディピティを効率よく起こせるというのが筆者の一つの意見だとわかりました。乱談はもちろん一人ではできませんしそういう点では乱読の方が手軽だといえます。ただその分セレンディピティが必ず起ころうとは限らないとあって、一長一短です。

高校時代に読書会なるものがあり、各々が本を読み交流するという会だったのですが、今回の筆者の主張からすると、乱読*乱談を行う読書会はとても有意義だったのだと感じます。大学生となった今、高校時代のような機会はなかなかないですが、友人同士で開いていけたらと思います。

P.S.最近、ツイッターや本を読んでいて、冗長な文章は本当に読む気を削ぐな。と感じています。僕の文章も冗長になりがちなので、反面教師として簡潔にわかりやすく書いていきたいと思います。(なんかいい本ないかな)

 

乱読のセレンディピティ

お久しぶりです。コロナの影響で自宅に籠っているにも関わらず、読書ができていなかった探究者です。読んでいる途中で、この本を最後まで読み切る必要が本当にあるのかを考えた結果、途中まで読んで切り上げることにしました。読んだところまでまとめていきたいと思います。

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乱読のセレンディピティ

まず、この本を読もうと考えた動機です。主に2つあります。1つ目は、読書についての考え方を固めるためです。前回ショペンハウエルの「読書について」を読み、どのように本を読むべきなのかを考えさせられました。その考えを補強すべく、この本をチョイスしました。2つ目は、著者が外山滋比古氏であったことです。以前、外山滋比古氏の「思考の整理学」を読んで発想の豊かさに驚かされたので、そんな外山氏が読書についてどんな考えを持っているのか知りたくて読みました。

仮説づくり

目標

乱読のメリットを知り、「読書について」などの内容と照らし合わせてどういった読書形態が自分にふさわしいのかを考える。

目標までの道筋

乱読の良さを学び読書にどう取り組むべきか学ぶ。

スタート地点

乱読はするべきではなく、毎回自身の考えを持ちその補強材料として本を読んでいくべきである。

整理読み

本はやらない

本は身銭を切って読むものであり書評など気にせず乱読するべきだ

悪書が良書を駆逐する?

良書と悪書を見分ける力を養い取捨選択して良書を読むべきである

読書百遍神話

精読し、内容を忘れたからと言って無理に読み直す必要はない。

読むべし、読まれるべからず

無闇に活字を読み知識至上主義になるのではなく思考力も併せ持つ

風のごとく…

速読が至高ではないがある程度スピード感を持って読むべきだ

乱読の意義

ジャンルに拘らず未知の領域の本をどんどん乱読していくべきだ

セレンディピティ

乱読することによってセレンディピティが起きるため乱読すべきだ

「修辞的残像」まで

乱読をすることで修辞的残像が生まれ理解しやすくなる

読者の存在

能動的に本を読み思考しながらの読書がセレンディピティに繋がる

エディターシップ

書籍という一次的創造以上に読書という二次的創造が大切である。

母国語発見

三者の感想や意見を客観しすることでセレンディピティが生まれる

本全体のまとめ

乱読することがセレンディピティにつながる。乱読する際は、書評などにとらわれず、長期間かけて読まれるような名著を読むべきである。読んでいる途中に自身が考えていたようなものと違ったりしたら、乗り換えるということも一つの手である。内容を忘れたからと言って再度読む必要はなく、未知の領域の本を積極的に読んでいくべきである。

最後に

読んでいる時、ショペンハウエルと同じようなことを言っており、やはり名著を読むべきだと感じました。短期間において有名なだけではなく、長期間において有名な有意義な本を選択し身銭を切って買い、乱読していきたいと思いました。

読書について

非常にお久しぶりです。知の探究者です。(知の探究者って名前っぽくなくて替えたいと思ってお年頃)

今回は前回のブログでも、お話した通りショウペンハウエルの「読書について」という本を読んだので、アウトプットしていきたいと思います。

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読書について

まず、この本を読もうとした動機について述べていきたいと思います。

私は大学生になったころから、教養をつけるために読書をすべきだと思い、読書をしてきました。私は、多読を良しとして、読めば読むほどいいんだと自分で思っていました。実際、書店で並んでいる本に目を通せば、読書について書かれている本はほとんど、多読をよしとするものです。しかし、本当にそうなんでしょうか。読めば読むほどいいんでしょうか。そんな疑問が僕の中に湧きました。そこで、今回読書に批判的な本にこうして出合い、読もうと決めました。

ここで、一度著者であるショウペンハウエルについてまとめたいと思います。というのも、私自身読み始めるまで誰かわからず、調べたらかなり著名な人物であったからです。皆さん大好きなWikipediaを参照して、軽くまとめていきたいと思います。

ショペンハウエル(1788-1860)

世界を表象とみなしてその根底に働く「盲目的な生存意志」を説いた。この意志故に経験的な事象はすべて非合理的であり、この世界は最悪、人間生活においては意志は絶えず他の意思によって阻まれ生は同時に苦を意味し、この苦を免れるには意志の諦観、絶滅以外にないと説いた。この厭世観的思想は19世紀後半にドイツに流行し、ニーチェを介して非合理主義の源流となった。

 では、まとめていきたいと思います。

 仮説づくり

目標

読書について今一度見直し、自身が何のために本を読んでいるかを考え直す。

目標までの道筋

本を読むことに対して肯定的な本ばかりを読んでいたが批判的に書かれているものを読んで実際どうするべきなのかを考える。

スタート地点

読書こそ至高。読書最高。

整理読み

思索

本来は自ら思索するべきであり、多読に走るのは愚かだ。

著作と文体

簡潔に書こうとするあまり言葉の本質が失われている傾向がある。

読書について

読書は自分で思考せねば思考力が衰える。名著を読むべきである。

全体のまとめ

時間は有限であるため、悪書を読まずに良書を読むべきである。流行に乗って数年で忘れ去られるような本を読むのではなく、何年も読み継がれるような本を読むべきである。また、単純な多読を良しとせず著者が述べている意見に単純に乗っかるのではなく、自分dえ考えて読まなければ思考力が鈍ってしまう。

最後に

この本が私の考え方に与えた影響は前回のブログで書いた通りです。もちろん、この本でさえ、ただの名著の一冊に過ぎず、鵜呑みにしていては、他人の思考法にのっかる愚かな読者となってしまいます。自分の考え方をちゃんと持って、本を読んでいきたいと思います。

MEMO(今後の指針)

今、私は、ショウペンハウウェルによって書かれた「読書について」という本を読んでいます。

本の内容は、おいおいまたこのブログで書いていこうと思うのですが、読んでいる現段階で色々考えることがあるので、メモとして、このブログに書いておきます。

私は、今何のために本を読んでいるのでしょう。多分、教養を深めるためとかいう有りがちな理由だと思います。大学生の期間は本当に教養を深めるだけでいいのか。まず、教養ってなんだ?とか色々疑問が湧いてきました。最終的に、教養は使うためにあるのであり、自身の思考や考え方を補強するものではないかと考えました。今までは、書店で色々本を見て、これ面白そう!と惹かれたものを読んでいました。そして、その本を読む理由は面白そうだからです、または、本を買った後に、その本を読む目的を考えていました。でも気づいたんです。普通、目的ありきの本セレクトですよね。もちろん、面白そう!是非読んでみたい!っていう理由で本を読むことは良いですし、娯楽や趣味としては十分すぎる理由です。ただ、私は、趣味や娯楽でも本を勿論読んでいますが、それ以上に教養を深めるために読もうとしていたはずです。そこで、これからは勿論読みたい本や惹かれた本も読んでいきますが、教養深めるための読書としては、自分の将来関係についてしっかりと考え、その考えを補強したり改善するべく本を読んでいきたいと思います。

それに関わって今後は教養を深める目的の本を読む際は、自分の将来についての考えをこのブログで見つめ直し、もっと考えなければと思った点について書かれている本をアウトプットしていこうかなと考えています。とりあえず、積読書がなくなるまでは今までの方針で行きますし、積読してある本でも、考えを強化するために本であれば、新しい方針で書いていきたいと思います。

めちゃくちゃ書き殴りでメモ感覚で今回ブログを書いたのでいつも以上に拙い文章かとは思いますが、これからこ文章力も向上させていきたいと思いますので(言うのn回目)どうぞお付き合いくだいさい。

とりあえず、「読書について」を読み切りまーす。

哲学について

先日は、読書について書きましたが今回は、先日の宣言通りテストも近いということで学習内容のアウトプットをしていきたいと思います。過去問によれば、語句の説明問題があるようなので、ブログに投稿することで覚えていきたいと思います。違ってるとことかあったら教えていていただきたいです(笑)

[Contents]

 ラッセルのパラドックスとタイプ理論

ラッセルのパラドックス・・・自分自身を要素として含まない集合をXとするときX自身はXに含まれるか否かという問題

→最初は悪循環原理解決しようとしたものの、排他律が成り立たなかった。そこで、ラッセルにより、解決策が提案された。それこそがタイプ理論である。

タイプ理論・・・タイプを特定しない限りRは認められないとしたうえで、タイプを特定すれば集合Rは自分の要素である「自分自身の要素でない集合(tタイプ)」のどれよりも一つ上のタイプ(t+1タイプ)の集合なので自分自身の要素か否かをめぐる悪循環はないことになりパラドックスも回避できるというものである。

ラッセルのパラドックスで有名なのは、床屋のパラドックスですよね。(多分)ちなみに、床屋のパラドックスというのは以下のようなものです。

 床屋のパラドックス

  • 規則:ある村でたった一人の床屋(男性とする。)は、自分で髭を剃らない人全員の髭を剃り、それ以外の人の髭は剃らない。
  • 問題:床屋自身の髭は誰が剃るのか?

 

  1. 床屋が自分の髭を剃らなければ、彼は「自分で髭を剃らない人」に属するので、床屋は自分自身の髭を自分で剃らなくてはいけなくなり、矛盾が生じる。
  2. 床屋が自分の髭を剃るならば、「自分で髭を剃らない人全員の髭を剃る」という規則に矛盾する。

したがって、どちらにしても矛盾が生ずる。

(Wikipedia参照https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8A%E5%B1%8B%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9)

タイプ理論というのは難しいですが、私なりに解釈したのは、自分自身を一つ上の階層の者であると考えれば、階層が違うため、要素か否かという議論に発展せず解決するということだと思います。

海戦のパラドックスと 三値論

海戦のパラドックス・・・「明日は海戦が起こる」という命題Pに対してPが真であっても偽であって未来は決定されていると判断できるが、未来は決定されるといえるのかというパラドックス

→二値論(真か偽)では判断できずルカシェヴィッチが三値論を提唱した。

三値論・・・0(真)と1(偽)と異なる1/2で未知,不明なものを判断する。

これはタイプ理論と比べたらわかりやすいような気がします。戦争が起こるか起こらないか微妙な事象を表すときに新たな数値を導入して解決するという考え方ですね。

チューリングテスト中国語の部屋

チューリングテスト・・・人間の判定者が一人と別の人間と一機の機械と文字でのみ会話し判定者が人間と機械とを区別できなかった場合、テストに合格としその機械は知能を持つとするテストのこと。

→擬人的なテストであり知性を正確にははかれないとして中国語の部屋などにより批判

中国語の部屋・・・サールによる思考実験。小部屋に中国語を一切理解できない人を入れ、外には中国語が理解できる人を置く。外の人が中国語で質問を用紙に書き小部屋の中に入れる。中の人はリファレンスブックを見て質問の回答を書いて紙を返す。すると、外の人は中にいる人が中国語を理解していると思うが、実際は違うというもの。小部屋はコンピュータ、中の人はCPUを模しており、コンピュータは言語の意味を理解していないと結論付けられた。

この問題は、よくAIが人類の脅威になりうるかという議論において用いられる論点ですよね。チューリングテストを行ったアランチューリングは結構有名な数学者ですよね。幼少期にアランチューリングについて描かれた映画を見て感動した覚えがあります。あの映画を見たから私はパソコン関連に興味があるのでしょうか。謎です(笑)

脳科学BMI倫理の4原則

BMIとはBrain-Machine-Interfaceであり、複雑な知覚内容を脳からそのままの形で取り出すことにより脳を直接介した情報通信技術であり多くの可能性を秘めているが、同時に悪用すれば多くの害をなすといわれている。その規制を提示したのが、BMI倫理の4原則である。

  1. 戦争や犯罪にBMIをりようしてはならない
  2. 何人も本人の意思に反してBMI技術で心を読まれてはいけない
  3. 何人も本人の意思の反してBMI技術で心を制御されてはならない
  4. BMI技術はその効用が危険とコストを上回りそれを使用者が確認するときのみ利用されるべきである。

BMI技術がかなり発展しているのですね。大国では先進技術を軍事利用しているという事実もあるので、こういった原則を作成し、全員が厳守していくことが大切ですよね。

 

今回はこんなところでしょうか。テスト頑張ってきますね。

近況報告と雑談

久々にブログを書くような気がします。

お久しぶりです。知の探究者です。

余談ですが、先日友人にLINEで、あなたのブログ見てるよって言われました。別に隠すつもりはないのですが、あまり友人にはオープンにしていなかったので、すごく照れました(笑)。これからも誰に見られても恥ずかしくないブログを書いていく所存でございます(そのためには国語力を上げて文章をうまくせねば)

余談はここまでにして、今回は最近の読書について書いていこうかなと思います。しばらく、ブログを書いていなかったので言い訳も兼ねて、何をしていたのかをつづります。(今回はブログを進化させるため、はてなブログの様々な機能を試験的に使ってみます笑)

 

前回、ブログを投稿したのは去年の12月初めでした。経済額の本のアウトプットでしたね。あれから約一か月、何をしていたかと申し上げますと、読書をしておりました。「おい!ならなんでブログ書かんねん!」っていう突込みが聞こえてきそうですが、何を隠そう小説ばかりを読んでいたのです。今思えば、小説であっても、自身の感想を述べれば、文章力がつくのかなと思いますが、当時は小説は学習じゃないからブログ書かなくていいやと思ったために、書いていなかったのです。そこで、今回簡易的ではありますが、私がこの約一か月弱で読んだ本をちょっとした感想と共に紹介していきたいと思います。

[Contents]

1.むかし僕が死んだ家

2.秘密

3.恋のゴンドラ

4.予知夢

5.虚ろな十字架

6.十字屋敷のピエロ

7.ブルータスの心臓

8.眠りの森

9.ガリレオの苦悩

10.宿命

11.少女は卒業しない

1.むかし僕が死んだ家

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むかし僕が死んだ家

私は12月の初め、この一冊を読んだことにより東野圭吾にドはまりしました。伏線を見事に回収していく爽快さといったらたまりません。衝撃のラストに全私が身震いしました。(過言)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

 

 

2.秘密

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秘密

そして、二冊目に読んだ本がこちら。東野圭吾作品の中でもかなりの名作といわれているそうです。秘密というタイトルがふさわしい、最後までどっちやねん!って思わされる本でした。

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

 

 

3.恋のゴンドラ

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恋のゴンドラ

三冊目はこちらを読みました。なんというか、ウェイ系が多く登場する作品でしたね。登場人物の性格がよろしくないのですが、軽蔑の眼差しとともに、よくこんなに女の子と付き合えるなという羨望の眼差しで見てしまったのも否定できません笑。読んだ時期が時期なので、スキーやスノボに行きたくなりました。

恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)

恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)

 

4.予知夢

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予知夢

これは友人に貸してもらって読んだのですが、すごくおもしろかったです。皆さんご存知の湯川教授が事件を解決するガリレオシリーズなのですが、理系にはたまりませんね。私は、ガリレオシリーズのドラマをよく見ていて「実に面白い」という湯川教授のセリフが大変気に入っていたのですが、原作では一度しか言っていないということに驚きました。そして、記念すべき一度こそ、この予知夢の中で言われたものなのです!どうですか?読みたくなりました?(笑)

予知夢 (文春文庫)

予知夢 (文春文庫)

 

5.虚ろな十字架

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虚ろな十字架

この本も友人に貸してもらいました。今まで読んだ東野圭吾作品は割と気楽に読めたのですが、この作品を読んですごく考えさせられました。この小説を読むと死刑制度について真剣に考えさせられます。もちろん、作品自体はすごい読みやすく一瞬で読み終えてしまうですが、読んでいる最中ずっと自分自身に死刑制度についてどう思うんだと自問自答していました。ちょっと重めなテーマを読みやすい作品で訴えていくあたりに東野圭吾のすばらしさを感じました。

虚ろな十字架 (光文社文庫)

虚ろな十字架 (光文社文庫)

  • 作者:東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/05/11
  • メディア: 文庫
 

6.十字屋敷のピエロ

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十字屋敷のピエロ

この本はですね、登場人物が多い!(笑)最初の方は誰が誰だかわからなくて、頻繁に最初の登場人物の一覧を見てました。内容自体は、伏線回収がすごい!これにつきます。ピエロを語り手として置くという斬新な発想ですね。すごい。 

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

 

 

7.ブルータスの心臓

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ブルータスの心臓

この本は、主人公がロボット系の会社に勤めています。裏表紙を見てロボットという文字を見た瞬間に購入していましたね。工学部の血がやはり私にも流れているのでしょうか。誰が真犯人なのか最後まで分からないですよ、これは。東野圭吾大阪府大の理工を出ているだけあって、理系の内容も出てきます。やっぱり、東野圭吾天才ですよね。 

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

  • 作者:東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1993/08/01
  • メディア: 文庫
 

 

8.眠りの森

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眠りの森

この本も友人に借りました。加賀恭一郎シリーズといわれるもので、若手刑事の加賀恭一郎が謎を解明していく事件者ですね。作品中で恋愛関連のいざこざがかなりあり、やっぱり人は恋をすると何するかわからないなって思いました(笑) 

眠りの森 (講談社文庫)

眠りの森 (講談社文庫)

 

 

9.ガリレオの苦悩

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ガリレオの苦悩

こちらもガリレオシリーズ!この本の内容は全部ドラマで見ていたのですが、何度見ても面白いですね。若干ドラマと原作で内容が違いますが、相変わらず湯川教授が切れきれ!たまりません。 

ガリレオの苦悩 (文春文庫)

ガリレオの苦悩 (文春文庫)

 

 

10.宿命

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宿命

この作品も面白かったですね。事件というよりも人間関係に頭を使いました。そしてまさかのそこかー!っていうね。私があまり推察力がないのかはわかりませんが、なかなか予想外の結末でした。 

宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)

 

 

11.少女は卒業しない

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少女は卒業しない

おーっと、ここで東野圭吾ラッシュが終わり、まさかの朝井リョウか!って思いました?実は私いろいろあって朝井リョウに親近感を覚えておりまして今回もこの本を読ませていただいたのです。朝井リョウは何者とかが有名ですよね。この作品も面白かったです。ただ、私自身高校生活をもっと恋愛に振っていれば、もっと楽しんで読めたのかなという印象です(笑) 

少女は卒業しない (集英社文庫)

少女は卒業しない (集英社文庫)

 

 どうだったでしょうか。12月は、経済の本も含めると12冊本を読んじゃいました。(今現在は夜は短し歩けよ乙女を読んでおります)

読書メーターという読書にあたってかなり有用なアプリによると12月の私の読書量は

4061ページ

131ページ/日

ということだそうです。多いのか少ないのかわかりませんが、私の中ではかなり読んだ方なんじゃないかなと思います。今現在読んでいる小説を読み終えたら、また新書を読み始めようかなと思っているので、待っててください!(以下に読書にあたって有名な読書メーターのリンクを張っておきます) 

読書メーター

読書メーター

  • DWANGO Co., Ltd.
  • ライフスタイル
  • 無料

 本当は大学の授業が近いということで、科学と哲学という授業の学習内容をテスト勉強のつもりでアウトプットしていきたいと思っていたのですが、予想以上に本の紹介が長くなってしまったので、次回にします!

皆さんもぜひ本読んでみてくださいね!(おすすめの本あったら教えてください)